この記事を書いた人
体験ライター:さえ

こんにちは、30代女性のサエと申します。
今回は私が実際にチャットアプリで経験した怖い話について体験談を寄稿させていただきました!!
私は四国住みの女です。見た目は残念ながら可愛いとはいない方で、社交的な性格ではありません。
恋愛経験も少なく、男性慣れもしていない。他人からは真面目だとか純粋な様に見えると言われたりします。しかし、わかりやすく表現すると「メンヘラ」、精神疾患持ちです。
そんな私がチャットアプリの沼にハマり体験した危険な体験を書いていきたいと思います。
マリンチャット(現オルカ)アプリを使ったきっかけ
まず最初に、一応書いておきますと・・
私が使っていたアプリはマリンチャット(現在はオルカ)という健全なチャットアプリです・・・
が実際は出会い系として利用されている方も多いと思います。利用していても男性から届くメッセージはほとんど
「会える?」
「えんしよ」
など出会いや援助交際を求めるものがほとんどでした。
私がマリンチャットを使ったキッカケは好奇心でした。
面白半分で実際に会うつもりはありませんでしたし適当に話してみてすぐに消そうと思っていたのです。元々出会い系サイトを利用することに抵抗感はありましたし、アプリを入れる時も少し迷いましたが、好奇心が勝りました。
また、恋人も友人もいないので寂しさや人に会いたい気持ちなどもあったと思います。
チャットアプリを使って出会った危険な体験談
危険体験①初対面のヤリモク男とお泊り
実際に会うつもりはなく少しチャットをして消そうと思っていた私です。が、トークしていたら話がトントン拍子で進み気がついたら男性と会うことになっていました。
しかも、、一人暮らしの私の自宅で、お泊りすることが前提です。
もちろん会うことや自宅を教えることを怖いという気持ちもありました。

「どうせ元々壊れた人生。どうにでもなってしまえ!」そんな気持ちもあり、やめることなく待ち合わせ場所へ向かいました。
待ち合わせ場所に現れたのはアイコンのプリクラとは少し印象が違うな・・・という感じの男性でした。車に乗り込み、そのまま自宅へ向かいました。相手の名前も知りません、聞きもしませんでした。
相手の情報は、同じ職種であることや年齢くらいでした。
私がブスなせいか、その人がもともとそういうスタンスなのかは知りませんが、、
「一回きりね。また会いたいとかはなしね」
なんてことを言われつつ、軽く会話をして、そのままベッドへ。

感想としてはいろんな意味で「やっちゃったなぁ・・・」という感じで、現実感があまりなく頭がフワフワしていました。
普通の女の子であればありえないことですが、当時の私はこのような出会い方をしていました。
チャットアプリには初対面でセックスを求めるヤリモクの男性が本当に多いのです。
チャットアプリの沼にハマった私・・
出会い系に抵抗感のあった私ですが、一度会ってしまうとハードルがグッと下がります。

メンヘラ女だった私は、だれかれかまわず会っていました。
顔写真の交換もせず、相手の名前も、性格も知らず、ホテルに行くこともありましたが、いきなり自宅で会うこともありました。そんなことをしていれば、当たり前に危険な体験をしますよね。
色々体験しましたが特に印象的だった出来事を書いていきたいと思います。
危険体験②待ち合わせ場所に男が二人
次の危険体験は、アプリでトークしているときから違和感はありました。
やたらと「カラオケに行こう」「二人だけに慣れる場所にいこう」と言ってくる男性。ただ、「誰でもいいから会いたい!」そんな気持ちになっていた私は、会うことにしました。
彼とは家から近い無人駅で待ち合わせをし、相手が来るのを待っていました。
駅に来た一台の車・・・そして車内から聞こえる笑い声・・・
え???男が二人・・・乗ってる!!
サーッと身体が冷えていきました。
どうしよう・・・マズい・・・逃げなきゃ、そんなことを考えながらも動けずにいると、彼らが車内から降りてきました。イケメンとちょっとポッチャリした若い男の子。彼らは20歳くらいの男の子で、ポッチャリした男の子がふざけ半分でメッセージを送っていたようです。
アプリで会うのは初めてなので二人で来たと話されました。
男性二人の車に乗ってしまうのはさすがの私でも怖いと思いました。
私は走って逃げて泣きながら帰りました。
相手が年下で子供(私は当時ギリギリ20代でしたが)だったので逃げることができましたが、自分よりずっと年上の男性二人で来られていたら・・・無理矢理車に乗せられていたら・・・と思うとゾッとする出来事でした。
危険体験➂アプリ内で個人情報を晒される・・
当時はメンヘラ躁状態だった私。トークしている男性に自分がメンヘラですぐにエッチしてしまう状態であることなどを話すこともありました。
そんなことを話せば、当然相手は期待して誘ってくるのですが気分でなければ断ることもありました。ある日、やたらしつこく会おう会おうと言ってくる人がいました。
なんか変だな、と思っていたら「お前ヤリマンなんでしょ。ヤラせて、掲示板に書かれているよ」とメッセージが送られてきました。
そうです、アプリ内の掲示板に「四国住みの〇〇はヤリマン女」だと、私の個人情報を晒されていたのです。
結局誰が書いたのかはわかりませんが、恐らく一度会ってから連絡をとらなくなった男が逆恨みをして晒したのだと思います。
やはりチャットアプリには危険な男が多いのか・・
そんなことを身に染みて味わいました。
危険体験④リベンジポルノで脅迫される
チャットアプリを使っていて、さすがに怖いと思った私は退会をしました。
しかし、恐怖はこれで終わりませんでした。以前、アプリで出会った男性からラインが届いたのです。もう二度と会うつもりがなかった私は無視をしていました。
すると・・・私が以前送ってしまっていた顔つきの上半身裸の写真が送られてきました。
「顔もバッチリうつってるね」と、、会わなければバラまくぞと遠回しに脅迫されました。
警察にも電話相談し、確実な証拠を得るためにラインに返信をしていると、彼もなんとなく察したのか・・なんとか事件になる前に回避することができました。
でも実際に私の写真がどうなっているのかはわかりません。今でも不安で眠れないときもあります。
無料のチャット系アプリにはヤリモク、変態が多い
私がチャットアプリを利用していたのは半年少しほどで会ったのは20人ほどです。
相手を選ばなければ女性は自身の外見に関係なく比較的簡単に会うことができると思います。
逆に男性は返信も滅多にないなんて話を聞いたりしました。

そしてイケメンなんて本当にいません。
彼らが使っている写真のほとんどは詐欺写メか悪用した写メなんだと思います。
なによりも、「無料」の出会い系として使っているわけですから・・
男性が有料のマッチングアプリや出会い系よりも質の低い男ばかりという事です。
そんなチャットアプリの沼に、メンヘラがゆえにハマってしまった私も本当に後悔しています。
安全にアプリを利用する方法
自分が数々の危険体験をしてみて思うのは、チャットに限らずネットリテラシーを持ち利用することです。
・必要以上に自分の個人情報を明かさない
・裸の写真などを送らない
・相手が信頼できる人物かよく見極めてから会う
普通の女の子なら当たり前にできることだと思うのですが、とくにメンヘラな女の子は気を付けてください。
私のように精神疾患持ちの場合は自分の精神状態をしっかりと把握しなければいけません。このようなアプリで実際に男と会うリスクはとても大きいです。
今回はチャットアプリに関するネガティブな面を多く書きましたが、自分自身を守りつつ、相手をよく見極めて使用すれば、自分の持つコミュニティでは出会えない色々なタイプの人に出会うことのできる面白いツールだとも思います。
また当メディアでは今回体験したマリンチャットでヤリモクや出会い厨を避けて使うコツや方法も紹介しています。
ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!!